1月 ★(華やかなりし頃:)「僕の場合」<若草>[1-465]
1月 ★(一頁作家論:)「佐藤春夫」<文藝春秋>[1-467]
2月 ★(アンケート:文士録補遺・推奨する新人)<創作月刊>[13-456]
☆「文士録補遺」の住所には、「府下西巣鴨新宿八一七池内方」とある。「新宿」は「新田」の誤植。
3月 ★「新月挿話」<クロネコ>[1-402]
3月 ★「新文学の基礎」<国民新聞、3月25日−27日>[1-469]
4月 ★「赤い羽の夢」<新潮>[1-472]
4月 ★「鉛筆奇談」<創作月刊>[12-204]
5月 ★「記憶」<新潮>[2-190]
☆「中村(武羅夫)と入れ代った楢崎勤は、ともかく一年に一回は買ってくれたが、その彼ですら『記憶』をうっかりと掲載するに及んで警戒するようになった。読まないで組むことをためらうようになったのである」(「本ぎらい」『大全6』p.617)。(「わが庵は都のたつみ」『大全5』p.72)にも同様の記事。
☆「何人もかえりみなかった僕の『記憶』という短編に、伊藤(整)は注目して、その一節を彼の批評に引用している……」(「わが庵は都のたつみ」『大全5』p.72)
☆「「君のキコクはいいよ」横光利一がそんなことを洩らしたが、よく考えてみるとキコクは前の『記憶』のことだった」(「同、p.72)
☆「武田泰淳に依ると、この短編は「ベルグソンに関する専門的論文」となっている」(同、p.72)
5月 ★「白服の人」<文芸レビュー>[1-330]
★伊藤(整)とその仲間が『文芸レビュー』を出していた頃から、僕は伊藤と知り合いであった。(「わが庵は都のたつみ」『大全5』p.70)
☆「文芸レビュー」には、この「白服の人」を初めとして、昭和5年まで作品を発表している。
5月 ★「長方形の箱」<現代>[12-209]
5月 ★「父の不思議」<新青年>[1-331]
5月 ★「私における形式と内容」<創作月刊>[1-479]
5月 ★「月に就て」<cine>[1-397]
5月 ★「人としての春夫先生」<春陽堂月報>[12-206]
6月 ★「前髪論」<文芸ビルデング>[12-212]
6月 ★「晩二つ」<FANTASIA>[1-398]
6月 ★(アンケート:わが恋愛寸感)<詩神>[13-457]
7月 ★「戦争」<cine>[1-399]
7月 ★「青い封筒」<朝日>[13-423]
7月 ★「一寸角の紙で後始末をする法」<文芸ビルデング>[12-213]
7月 ★(アンケート:芸術価値の本質に就て)<文芸レビュー>[13-457]
8月 ★「塔標奇談」<文芸レビュー>[13-41]
夏
★西巣鴨新田の彼女らの住いの押入に“空中世界”は埃をかぶったままで突っ込まれていたが、“グラフ・ツェッペリン号がドイツから飛んできた頃(昭和四年夏)この家に出入りしていた非行少年の一人が“空中世界”を見付け出して、持って帰ってしまった。(「未来派へのアプローチ」『大全1』p.354〜355)
10月 ★「おうろら・ぼりありす」<新潮>[→「北極光」2-183]
10月 ★「放熱器」<文学時代>[2-197]
11月 ★「タッチとダッシュ」<文芸レビュー>[1-99]
11月 ★「七話集」<詩神>[2-95]
12月 ★「或る小路の話」<文芸レビュー>[2-99]
12月 ★「タッチとダッシュ」<FANTASIA>[1-99]
12月 ★「新月挿話」<FANTASIA>[1-402]
12月 ★「質屋のショーウインドー」<FANTASIA>[→「アブストラクト」1-408]
12月 ★「タダ」<FANTASIA>[1-401]
12月 ★(アンケート:一九二九年度に発表したわが作品に就いて)<詩神>[13-457]
?月 ★「一筆啓上」<甲虫>[1-395]
☆掲載月不明