1965(昭和40)年 64歳



正月
★僕は今年のお正月から酒を止めているが、そのついでに丸坊主になった。(「旧友への返信」『全集12』p.400)
☆萩原幸子氏の『星の声』(p.55)にも、「昭和四十年、お正月以来禁酒が続いていた」とある。

1月 ★「蔵書一冊」<新潮>[→「本ぎらい」11-164]
☆「先日澁澤龍彦君から送ってきた『サド侯爵の生涯』」とあるのは、昭和39年9月桃源社刊。

1月 ★「桃南雑記」<作家>
      「京都タワーがなぜ悪い!」[12-387]
☆この中に、「コンクリート製のお城へ、先日、東京からのお客さんを案内してはじめて登ってみた」とあるのは、伏見桃山城のことだが、いつのことか?
☆『新文芸読本稲垣足穂』(河出書房新社、1993年1月、p.90)に、同じく伏見桃山城を訪れた写真が載っているが、これは「昭和46年4月」のキャプションがある。
          「熊野の鷹」[12-389]
     「サムライの血筋」[6-430]
     「ルソーの飛行船」[6-398]
☆これは1963(昭和38)年11月「現代人」に発表した「ルソーの飛行船」の改訂。『全集』のタイトルは「ルソーの飛行船 2」。
     「額縁だけの話」[11-171]
     「模型極楽」[12-392]

3月 ★「滝野川南谷端」<作家>[9-443]

3月 ★「私の言い分」(作家賞選評)<作家>[13-438]

4月 ★「カードの城」<作家>[→「ヴァニラとマニラ」3-3]
      附録「一女性よりの書簡」

5月 ★「緑色のハット」<作家>[3-204]

6月 ★「明治大正少年気質」<作家>[→「ミシンと蝙蝠傘」3-212]

7月 ★「誘われ行きし夜」<作家>[→「鼻高天狗はニセ天狗」10-246]

7月末
★只七月末、名古屋の「作家」二百号記念会に出向いた時、止むを得ずコップ二杯ばかりビールを飲んだかな。それから今日までに空けたビールは総計十本を出まい。これなら成功だろうと思っている。(「旧友への返信」『全集12』p.400)
☆「作家」200号は、この年の8月号。

8月 ★「先覚」<作家>[→「武石浩玻在米日記」13-377]

8月 ★「武石浩玻メモ」<作家>[全集不掲載]
☆「pit」欄、署名なし。

8月 ★「東京遁走曲I」<本の手帖>[9-3]

8月 ★「夢がしゃがんでいる」《『室生犀星全集月報(第5巻付録)』》[→「田端時代の室生犀星」11-174]

9月 ★「東京遁走曲II」<本の手帖>[9-3]

10月 ★「雲雀くらいの高さで」<作家>[→「ライト兄弟に始まる」6-3]

11月 ★「五人の死者」<作家>[12-393]
☆ここに取り上げたタルホを除く4人は、梅崎春生(1915.2.15-1965.7.19)、高見順(1907.1.30-1965.8.17)、江戸川乱歩(1894.10.21-1965.7.28)、谷崎潤一郎(1886.7.24-1965.7.30)。

11月 ★「わたしのモデル・プレーン」<作家>[→「ライト兄弟に始まる」6-3]

11月 ★「東京遁走曲III」<本の手帖>[9-3]

12月 ★「菜の花と飛行機との格闘」<作家>[→「ライト兄弟に始まる」6-3]

12月 ★「東京遁走曲IV」<本の手帖>[9-3]


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