1974(昭和49)年 73歳



1月 ★「窮乏礼賛」<朝日新聞、1月5日>[11-421]

1月 ★「文科の頃」<「文科」復刻版別冊、財団法人・日本近代文学館発行>[11-425]

1月 ★『コリントン卿登場』《美術出版社》
収録作品(6編)「童話の天文学者」「電気の敵」「薄い街」「カールと白い電燈」「アフロディテ=ウラニア」「コリントン卿登場」
      パンフレットへの推薦文[13-433]
☆野中ユリ、種村季弘との共著。

2月 ★『談談談』《瀬戸内晴美対談集、大和書房》
☆対談「寂かに聴く」を収録。[全集不掲載]

2月 ★(談話:宇宙と対話する怪物<この人をみよ>)<問題小説>[全集不掲載]
☆インタビュー構成。

3月 ★「「GGPG」の思い出」<日本近代文学館、18号(3月15日)>[11-428]

4月 ★「名代のカラクリ師」<芸術新潮>[→「モナリザの秘密はその「不貞美」にある」12-453]

4月 ★『おくれわらび』《中央公論社》
収録作品(5編)「私の祖父とシャルル・パテェ」「鼻高天狗はニセ天狗」「生活に夢を持っていない人々のための童話」「おくれわらび」「単3乾電池」

5月 ★「「黒」の哲学」<現代思想>[11-431]

5月 ★『ヰタ マキニカリス』《タルホ・スコープ1、現代思潮社》
収録作品(34編)「黄漠奇聞」「星を造る人」「チョコレット」「星を売る店」「「星遣いの術」について」「七話集」「或る小路の話」「セピア色の村」「緑色の円筒」「煌ける城」「白鳩の記」「「タルホと虚空」」「星澄む郷」「天体嗜好症」「月光騎手」「海の彼方」「童話の天文学者」「北極光」「記憶」「放熱器」「飛行機の哲理」「出発」「似而非物語」「青い箱と紅い骸骨」「薄い街」「リビアの月夜」「お化けに近づく人」「赤い雄鶏」「夜の好きな王の話」「電気の敵」「矢車菊」「ココァ山の話」「飛行機物語」「ファルマン」

6月 ★「物質の将来」<海>[10-71]

6月 ★「わたしのLSD」<話の特集、100号記念臨時増刊号>[→「第三半球物語」1-44]

6月 ★『男性における道徳』《中央公論社》
収録作品(3編)「男性における道徳」「梵天の使者」「物質の将来」

6月 ★『萩原朔太郎研究』《青土社》
収録作品(1編)「朔太郎フラグメント」

6月 ★『桃色のハンカチ』《タルホ・スコープ2、現代思潮社》
収録作品(19編)「夢がしゃがんでいる」「鼻眼鏡」「わたしの耽美主義」「WC」「Aと円筒」「ちょいちょい日記」「つけ髭」「カールと白い電燈」「パンタレイの酒場」「新月挿話」「奇妙な区廊に就いて」「犬の館」「夏至近く」「フェヴァリット」「きらきら草紙」「星は北に拱く夜の記」「「稚児之草子」私解」「北山の春」「秋の夜の長物語」

7月 ★『タルホフラグメント』《大和書房》
収録作品(20編)「窮乏礼賛」「桃山暮し記」「「生」の陰の「犠牲」」「ユメと戦争」「大きな三日月に腰かけて」「「GGPG」の思い出」「銀河鉄道頌」「旅順海戦館と江戸川乱歩」「朔太郎オナニスト」「加藤郁乎カプリチオ」「サド侯爵の功績」「「モナリザ」騒動記」「モナリザの秘密はその「不貞美」にある」「男色考余談」「「ニセモノ」としての美女」「王と王妃」「私はいつも宇宙の各点へ電話をかけている」「わたしの神変自在なソロバン」「神への漸近線上」「密教的なもの」

7月 ★『日本の文学34 内田百閨E牧野信一・稲垣足穂』《中央公論社、アイボリー・バックス普及版》
収録作品(7編)「フェヴァリット」「地球」「白昼見」「弥勒」「誘われ行きし夜」「山ン本五郎左衛門只今退散仕る」「A感覚とV感覚」

8月 ★「雄鶏と三日月」<朝日新聞、8月3日>[12-456]

8月 ★「狂気か死にまで行くべし」<問題小説>[11-439]
☆この中に、「いま私の禁酒は六ヵ月目にある」とある。
☆1973(昭和48)年11月1日の項参照。

8月 ★(対談:輪廻思想をめぐって)<第三文明>[全集不掲載]
☆松山俊太郎との対談

9月 ★『自分に向って何を叫ぶか』《青春出版社》
収録作品(1編)「二十五歳までに決定すべきこと」[1-125]

9月 ★「平和の鷹が平和の天使を悦楽の園へ導く」<東京新聞、9月9日>[11-443]
☆ゾンネンシュタイン展によせて

9月 ★(対談:われらいずこの門に立とうとも)<潮>[全集不掲載]
☆森敦との対談

9月 ★『彼等−they−』《タルホ・スコープ3、現代思潮社》
収録作品(8編)「彼等」「菫とヘルメット」「蜩」「レーディオの歌」「北落師門」「菟」「古典物語」「明石」

9月 ★「最近の来信」《潮出版社、稲垣足穂作品集パンフレット》[11-445]

9月 ★『宝石を見詰める女』《多留保集1、潮出版社》
収録作品(16編)「旧友の手紙」「美少女論」「「ニセモノ」としての美女」「男と女」「タルホ一家言」「初っちゃんの話」「みんな楽しい神様」「二人の女弟子」「宝石を見詰める女」「耳かくしの彼方」「牡蠣」「モンパリー」「モーリッツは生きている」「蜩」「愚かなる母の記」「美しき穉き婦人に始まる」

9月 ★『現代怪奇小説集 第3巻』《立風書房》
収録作品(1編)「ココァ山の話」

9月 ★『南方熊楠 人と思想』《平凡社》
収録作品(1編)「南方熊楠児談義序」

10月 ★『プロペラを廻すまで』《多留保集2、潮出版社》
収録作品(25編)「空の美と芸術に就いて」「滑走機」「ブレリオ式の胴」「Little Tokyo's Wit」「Little Tokyo's Wit に就いて」「逆転」「日本人とは?」「飛行機の黄昏」「フェアリランドの窓辺にて」「桃南雑記」「扇の港」「二十世紀の『箒の柄』」「武将と飛行機」「オートマチック・ラリー」「映画美と絵画美」「形式及び内容としての活動写真」「映画のつまらなさ」「赤い羽の夢」「KINEORAMA」「シカゴ氏の芸術」「雲雀の世界」「オブジェの魅惑」「オブジェ・モビール」「機械と物理学」「タルホ的万国博感」

11月 ★「E氏との一夕」<ユリイカ>[3-346]

11月 ★『カレードスコープ』《多留保集3、潮出版社》
収録作品(47編)「藤の実の話」「云いたい事一つ二つ」「鸚鵡の一件」「云わして貰います」「ラリイシモン小論」「批評家を待たない」「末梢神経又よし」「フェアリー時代」「来らんとするもの」「われらの神仙主義」「タルホ入門」「機械学者としてのポオ及び現世紀に於ける文学の可能性に就いて」「物質の将来」「鬼」「象徴的表現」「ギリシアと音楽」「まことの愛」「花と存在」「反時代的な詩観」「無限なるわが文学の道」「文学者の本分」「月への気球」「『弥勒』」「僕のオードーヴル」「「非ユークリッド」との因縁」「蔵書一冊」「五人の死者」「『死後の生活』」「「GGPG」の思い出」「「文科」の頃」「銀河鉄道頌」「黄薔薇」「サド侯爵の功績」「旅順海戦館と江戸川乱歩」「南方学の密教的な貌」「読書界を裏返した男」「加藤郁乎カプリチオ」「津田画伯の回想」「すでに肉体が真理である=v「慎重にやれ≠フ意を含み」「私の夏=蕪村の夏」「タルホ・ファンタジー自註」「デカンショ節」「裸形執筆」「一年我見」「近ごろ思うこと」「アンケート」

11月 ★『弥勒』《タルホ・スコープ4、現代思潮社》
収録作品(7編)「美しき穉き婦人に始まる」「地球」「愚かなる母の記」「横寺日記」「幼きイエズスの春に」「白昼見」「弥勒」

12月 ★『少年読本』《多留保集4、潮出版社》
収録作品(12編)「RちゃんとSの話」「つけ髭」「少年読本」「E氏との一夕」「ユーモレスク」「岩つつじ」「火箭」「洋服について」「カードの城」「すばりと文殊」「一穴の魅力」「男色考余談」

12月 ★『日本文学365日(下)』《板坂元編、講談社現代新書》
収録作品(1編)「飛行精神」(部分:7月25日の項)

?月 ★「ドサクサ飲酒」[12-458]
☆『全集12』解題によると、「昭和四十九(一九七四)年の京都の新聞に発表したものと思われるが、紙名、年月はともに不明」とある。(「年月」は「月日」の誤り)


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